当院について
当院は厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
当院は、急性期一般病棟入院料4を算定しており、入院患者10人に対して1人以上の看護師及び准看護師を配置(受け持ち数等の詳細は各病棟に掲示)しております。また一部の病床で地域包括ケア入院医療管理料2を算定しております。
2階病棟: 41床 急性期一般病棟入院料4
3階病棟: 28床 急性期一般病棟入院料4
3階病棟: 30床 地域包括ケア入院医療管理料2
当院では入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、患者さまに関する療養計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。
地域包括ケア病床とは
当院は2014年度の厚生労働省の指針に従い、4月1日より従来の「一般病床」の他に「地域包括ケア病床」を併設することとなりました。
「地域包括ケア病床」は、在宅での安定した療養期間を過ごしてこられた患者さまの病状に対応できる病床であると同時に「一般病床」に入院されている患者さまの回復状態に適した療養の時間を過ごしていただきますよう活用してまいりたいと考えています。
「一般病床」に入院いただいた場合も、主治医の判断によりまして、病床が移動される場合がございますので、ご了承いただきますようお願いいたします。
基本診療料・特掲診療料等について
● 後発医薬品の使用促進について
当院では入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を積極的に行っております。当院で採用している後発医薬品においては、先発医薬品との効果および品質の同等性、患者さまへの安定供給等を総合的に評価し採用しております。投与する薬剤を変更する際はご説明させていただきます。
後発医薬品とは先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果をもつ医薬品のことです。先発医薬品よりも安価で、効き目や安全性は先発医薬品と同等です。
● 一般名処方加算について
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しております。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明な点などがありましたら、職員までご相談ください。
※一般名処方とはお薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者さんに必要なお薬が提供しやすくなります。
● 外来腫瘍化学療法診療料について
専任の医師、看護師又は薬剤師が常時1名以上配置され、本診療料を算定している患者さんから電話等による緊急の相談等に24時間対応できる体制が整備されており、急変時等の緊急時に入院できる体制が整っております。また、化学療法に携わる診療科の医師、看護師、薬剤師及び必要に応じた職種から構成されている委員会が設置されており、実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認しております。なおこの委員会は少なくとも年1回は開催しております。
● 生活習慣管理加算について
当院では患者さまの状態に応じて、
・28日以上の長期の処方箋を行うこと
・リフィル処方箋を発行すること
のいずれも対応可能です。
※長期の処方やリフィル処方箋の交付が対応可能か病状に応じて担当医が判断致します。診察時にご相談願います。
● 医療情報取得加算について
当院はオンライン資格確認を行う体制を有しており、患者さまの薬剤情報、特定健診情報等の診療情報を取得・活用することで、質の高い医療の提供に努めている医療機関です。2024年6月1日より、医療情報取得加算として次の通りに診療報酬点数を算定いたします。
マイナ保険証を利用したが診療情報の取得に同意しない マイナ保険証を利用しない | マイナ保険証を利用し診療情報の取得に同意した | |
初診時 | 加算1として3点(月に1回) | 加算2として1点(月に1回) |
再診時 | 加算3として2点(3ヶ月に1回) | 加算4として1点(3ヶ月に1回) |
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力お願いいたします。
● 院内トリアージ実施料について
当院では時間外に受診された患者さまに対して「院内トリアージ」を実施しております。トリアージとは速やかに患者さまの緊急度を判断し、緊急性が高いと判断された患者さまから優先的に診察を受ける方式であり、これにより重症の患者さまは長時間待つことなく診察を受けられることになります。
トリアージは再度行われますので、緊急性が低いと判断された患者さまは多少待ち時間が長くなりますが、定期的に症状の変化等、全身状態の観察を行います。
当院では時間外の初診患者さまに対して厚生労働省が定めた「院内トリアージ実施料」を算定しています。
● 「個別」診療報酬の算定項目の分かる明細書について
当院では、医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、平成22年4月1日より、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することといたしました。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成28年4月1日より、明細書を無料で発行することといたしました。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点ご理解をいただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
※再発行をご希望の際には、再交付料として2,200円(税込)をお支払いいただきます。
当院で届出している施設基準 ( 令和 6年 6月現在 ) |
一般病棟入院基本料 |
救急医療管理加算 |
診療録管理体制加算2 |
医師事務作業補助体制加算2 |
急性期看護補助体制加算 |
療養環境加算 |
医療安全対策加算2 |
感染対策向上加算3 |
患者サポート体制充実加算 |
後発医薬品使用体制加算2 |
病棟薬剤業務実施加算1 |
データ提出加算 |
認知症ケア加算 |
地域包括ケア病棟入院料2及び地域包括ケア入院医療管理料2 |
入院時食事療養/生活療養(I) |
がん性疼痛緩和指導管理料 |
小児運動器疾患指導管理料 |
二次性骨折予防継続管理料1 |
二次性骨折予防継続管理料2 |
二次性骨折予防継続管理料3 |
院内トリアージ実施料 |
夜間休日救急搬送医学管理料の注3に規定する救急搬送看護体制加算 |
外来腫瘍化学療法診療料1 |
ニコチン依存症管理料 |
がん治療連携指導料 |
肝炎インターフェロン治療計画料 |
薬剤管理指導料 |
医療機器安全管理料1 |
別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院 |
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料の注2に規定する遠隔モニタリング加算 |
検体検査管理加算( II ) |
時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト |
CT撮影及びMRI撮影 |
外来化学療法加算1 |
無菌製剤処理料 |
運動器リハビリテーション料(I) |
緊急整復固定加算及び緊急挿入加算 |
椎間板内酵素注入療法 |
脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術 |
内視鏡的小腸ポリープ切除術 |
医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術 |
輸血管理料 II |
胃瘻造設時嚥下機能評価加算 |
麻酔管理料(I) |
外来・在宅ベースアップ評価料(I) |
入院ベースアップ評価料44 |
看護職員処遇改善評価料36 |
酸素の購入単価 |
手術の症例数の報告 ( 令和 6年 1月~12月 ) |
区分1に分類される手術 | 手術の件数 | |
ア | 頭蓋内腫瘤摘出術等 | 0 |
イ | 黄斑下手術等 | 0 |
ウ | 鼓室形成手術等 | 0 |
エ | 肺悪性腫瘍手術等 | 0 |
オ | 経皮的カテーテル心筋焼灼術 | 0 |
区分2に分類される手術 | ||
ア | 靭帯断裂形成手術等 | 10 |
イ | 水頭症手術等 | 0 |
ウ | 鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 | 0 |
エ | 尿道形成手術等 | 0 |
オ | 角膜移植術 | 0 |
カ | 肝切除術等 | 0 |
キ | 子宮附属器悪性腫瘍手術等 | 0 |
区分3に分類される手術 | ||
ア | 上顎骨形成術等 | 0 |
イ | 上顎骨悪性腫瘍手術等 | 0 |
ウ | バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) | 0 |
エ | 母指化手術等 | 0 |
オ | 内反足手術等 | 0 |
カ | 食道切除再建術等 | 0 |
キ | 同種死体腎移植術等 | 0 |
区分4に分類される手術 | ||
35 | ||
その他の区分に分類される手術 | ||
ア | 人工関節置換術 | 13 |
イ | 乳児外科施設基準対象手術 | 0 |
ウ | ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 | 0 |
エ | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む。)及び体外循環を要する手術 | 0 |
オ | 経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈粥腫切除術及び経皮的冠動脈ステント留置術 | 0 |